「玉ねぎセット球」の栽培説明会を開催しました
今年度も玉ねぎセット球には、多くの申し込みをいただきました。 例年通り8月上旬に行われた「玉ねぎセット球の定植説明会」では、種球を配布した後、土作りから定植までの作業の確認を行いました。 定植時期の、8月下旬〜9月上旬には、南信州農業農村支援センター、農産物栽培加工研究会の皆様のご協力の下、「玉ねぎセット球の栽培管理指導会」を行います。 ほ場で実際に、定植のご指導をいただく予定です。 説明会では、多くの質問が寄せられました。毎年作られている方も、今年初めての方も、おいしい玉ねぎの収穫を楽しみに、それぞれ準備を進められています。 ※この玉ねぎセット球の募集のお知らせは、毎年「広報みどりの風5月号」で行っています。 |
新品目栽培研究プロジェクトとは・・・ 飯田市農業振興センターでは、農産物栽培加工研究会など関係機関と連携し、新たな品目の栽培や農作物の栽培方法の研究、農作物の付加価値化を目指した加工品の試作品等の推進を行っています。 玉ねぎセット球の他に、じゃがいも「ニシユタカ」の二期作(同じ場所で同じ作物を1年に2回栽培し、収穫すること)の試験栽培なども行っています。 |
玉ねぎセット球栽培とは・・・
別名「ホーム玉ねぎ」とも呼ばれています。 この玉ねぎの最大の楽しみは、年末年始にフレッシュなおいしい新玉ねぎを食べることができるところです。肉質がやわらかで、ジューシーで辛味が少ないので、生のままサラダにぴったりです。また、玉ねぎの葉をおいしく食べることもできます。 春に種をまき、5月頃に10円玉くらいの大きさになったら、一度掘り上げ乾燥をして保管します。8月後半に、保管した種球を定植し、11月〜1月頃に収穫します。当センターでは、より取り組みやすくおいしい玉ねぎを作っていただけるよう、セット球として出来上がったものを配布しています。 |
玉ねぎ(シャルム)の様子